次の問いに答えなさい。

10点×4=40(点)

(1) 120÷5.5を計算するのに,240÷11を考えることの良さを書きなさい。

小数で割るとき,小数点の位置をずらして考えなければなりませんが,整数どうしの割り算だとそれがありません。

答えは 小数点の位置をずらす必要がない。

(2) 90÷5.5を帯分数で表しなさい。ただし,分母を整数にしなさい。

\[90\div5.5=180\div11=\dfrac{180}{11}=16\dfrac4{11}\]

答えは $\boxed{16\dfrac4{11}}$

(3) 90÷5.5を小数第1位まで計算し,余りを求めなさい。

180÷11を計算します。

答えは 16.3あまり0.7

(4) 90÷5.5を小数第2位まで計算し,余りを求めなさい。

答えは 16.36あまり0.04

 A~Eの5人が,丸いテーブルに等間隔に座ります。AとBがとなりどうしになる座り方をすべて書きだしなさい。ただし,回転して同じになる座り方は,区別しないとします。

10点

 次の各問いに答えなさい。。

10点×3=30(点)

(1)  2時と3時の間で,長針と短針が重なるのは2時何分ですか。帯分数で答えなさい。

2時ちょうどに,短針は12時の位置から60°のところにありますから

60÷5.5=120÷11=$\dfrac{120}{11}=10\dfrac{10}{11}$

答えは 2時$10\dfrac{10}{11}$分

(2)  8時と9時の間で,長針と短針で作る角の大きさが180°になるのは,8時何分ですか。帯分数で答えなさい。

8時ちょうどに短針は12時の位置から240°の位置にあります。180°との差は

 240°-180°=60°

よって(1)の結果から,$10\dfrac{10}{11}$ 分かかります。

答えは 8時$10\dfrac{10}{11}$分

(3)  長針と短針が重なってから,次にふたたび長針と短針が重なるのは何分後ですか。

長針と短針が重なってからもう一度重なるとき,長針が短針より360°多く回転しています。

360°は60°の6倍ですから,かかる時間も60°の6倍です。

(1)の結果から,

\[10\dfrac{10}{11}\times6=60\dfrac{60}{11}=65\dfrac5{11}\]

答えは $65\dfrac5{11}$分後

 1辺の長さが8cmの正方形があります。その内側に,半円4つで作られた赤色の図形があります。次の各問いに答えなさい。ただし,円周率は3.14とします。

10点×2=20(点)

(1) 赤色の図形の周の長さを求めなさい。

直径8cmの半円が4つですから,合計すると,直径8cmの円が2つ分です。

8×3.14×2=50.24

答えは 50.24cm

(2) 赤色の図形の面積を求めなさい。

図のような線を引きます。

このとき,次のような部分を考えます。

これは,半径4cmの円の,4分の1面積から,底辺と高さがともに4cmの直角三角形を引いたものです。

よって,この部分の面積は

 4×4×3.14÷4-4×4÷2=4.56(cm²)

これが全部で8個ありますから,

4.56×8=36.48(cm²)

答えは 36.48cm²