3.1次関数:中学2年数学―オリジナル基礎教科書
中学数学[総目次]
中学2年数学 3章 1次関数
1次関数検定
|
0%
|
|
0%
|
|
0%
|

2.1次関数と方程式
方程式のグラフとは?
$2x+y=1$ という式を考えましょう。
Q. 次の $(x,\ y)$ は,$2x+y=1$ を満たしますか?
(1) $(x,\ y)=(1,\ -1)$
(2) $(x,\ y)=(3\ -4)$
Ans.
(1) $(x,\ y)=(1,\ -1)$ を,左辺の $2x+y$ に代入すると
\[2\times1+(-1)=2-1=1\]
これは右辺の1と同じです。
答え 満たす
(2) $(x,\ y)=(3,\ -4)$ を,左辺の $2x+y$ に代入すると
\[3\times2+(-4)=6-4=2\]
これは右辺の1と同じではありません。
答え 満たさない

$2x+y=1$ という式は,$(x,\ y)$ の組合せによって,満たすこともあれば,満たさないこともあることがわかりました。
このように,特定の値しか満たさないような式を,方程式といいましたね。
従って $2x+y=1$ は方程式です。
そして,$(x,\ y)=(1,\ -1)$ は,この方程式の解です。
方程式 $2x+y=1$ の解は,$(x,\ y)=(1,\ -1)$ だけではありません。
例えば次の $(x,\ y)$ は,どれも方程式 $2x+y=1$ の解です。
$(x,\ y)=(2,\ -3)$,$(3,\ -5)$,$(0,\ 1)$,…
ここでの目的は,方程式 $2x+y=1$ を満たす $(x,\ y)$ の組を,座標平面上にかき表すことです。

例題 方程式 $2x+y=1$ を満たす $(x,\ y)$ の組を,座標平面上にかきなさい。
こたえ
$2x+y=1$ を「 $y=$ 」の形にかきかえます。( 「$y$ について解く」といいます。)
$2x$ を右辺に移項して $y=-2x+1$
これは,おなじみの1次関数です。
そのグラフは,傾き $-2$,切片が $1$ の直線です。

上の Q. (1)の $(x,\ y)=(1,\ -1)$ は,確かにこの直線上にあります。
一方, Q. (2)の $(x,\ y)=(3,\ -4)$ は,この直線上にはありません。
ここ重要!
- 方程式 $2x+y=1$ を満たす $(x,\ y)$ は,すべてこの直線上にある。
- この直線上にない点の $(x,\ y)$ は,方程式 $2x+y=1$ を満たさない。
上の直線を,方程式 $\boldsymbol{2x+y=1}$ のグラフといいます。

例題 方程式 $x-2y=4$ を $y$ について解き,そのグラフをかきなさい。
こたえ
$x$ を移項して $-2y=-x+4$
両辺を $-2$ で割って $y=-\dfrac12x+2$
よってグラフは次のようになります。


2点を求めてグラフをかく
例題 方程式 $2x+3y=6$ のグラフをかきなさい
考え方
直線は,通る2点がわかればいい!
