高校数学[総目次]

オリジナル数学Ⅱ 第6章 微分法と積分法

数研出版(新課程第12刷2021年10月1日発行)

このコンテンツは会員限定です.解答例のみで,問題文そのものは掲載されていません.オリジナル数学は数年に一度改訂が入りますので,現在販売されているものと問題番号が異なる場合があります.

486 解答例

 この問題のポイントはいわゆる文字定数の分離です.

(1) $x^3-6x^2+9x+a=0$ が3つの異なる実数解をもつことは,2つのグラフ $y=-x^3+6x^2-9x$ と $y=a$ が3つの共有点をもつことと同値である.

 $f(x)=-x^3+6x^2-9x$ とおくと

\[f'(x)=-3x^2+12x-9=-3(x-1)(x-3)\]

 $f'(x)=0$ のとき $x=1,\ 3$.