高校数学[総目次]

オリジナル数学Ⅱ 第6章 微分法と積分法

数研出版(新課程第12刷2021年10月1日発行)

このコンテンツは会員限定です.解答例のみで,問題文そのものは掲載されていません.オリジナル数学は数年に一度改訂が入りますので,現在販売されているものと問題番号が異なる場合があります.

487 解答例

 486と同様に,この問題のポイントも文字定数の分離です.

 $y=x^3-x^2-4x+2$ と $y=x-a$ のグラフの共有点の個数と,$y=x^3-x^2-5x+2$ と $y=a$ のグラフの共有点の個数は等しい.

 $f(x)=x^3-x^2-5x+2$ とおくと

\[f'(x)=3x^2-2x-5=(x+1)(3x-5)\]

 $f'(x)=0$ のとき $x=-1,\ \dfrac53$.