1 次の計算をしなさい。
10点×4=40(点)
(1) $145\dfrac29-140\dfrac79$(帯分数で答えなさい。)
こたえ
$\dfrac29$ から $\dfrac79$ は引けませんから,145を144+1にし,$1\dfrac29$ を仮分数にしてから計算しましょう.$1\dfrac29$ は $\dfrac{11}9$ です.よって\[\frac{11}9-\frac79=\frac49\] また,$144-140=4$
答えは $4\dfrac49$
(2) $1\div0.02$
こたえ
小数点の位置に気をつけましょう。
(3) $412.71\times0.15-412.71\times0.05$ (計算を工夫して求めなさい。)
こたえ
計算の工夫をしてみましょう。分配の決まりを使うと計算がとてもラクになります。分配の決まりより,\[412.71\times0.15-412.71\times0.05=412.71\times(0.15-0.05)\] ここで,$0.15-0.05=0.1$ ですから\[412.71\times0.1\]
答えは 41.271
(4) 5L4dL-700mLは何dLですか。
こたえ
求める単位がdLですから,両方ともdLにしてしまいましょう。1L=10dL=1000mL です。
5Lは50dLですから,5L4dLは54dL.
700mLは7dL.
54-7=47より答えは 47dL
2 2 | 4, 6 | 8, 10, 12 | 14, 16, 18, 20 | 22,… というように数字をグループに分けていきます。15番目のグループの中の最初の数字は何ですか.
10点
こたえ
各グループには数字が1個,2個,3個,… と入っていますから,15番目の1つ手前の14番目までには $1+2+3+\cdots+13+14$ (個)の数字があります。この合計を(あ)とすると,目的の数字は(あ)+1番目の数字ということになります。
(あ) $=1+2+3+\cdots+13+14$ …①
大きい方から足しても合計は変わりませんから,
(あ) $=14+13+12+\cdots+2+1$ …②
①と②をたてに足しますと
(あ)+(あ)=(1+14)+(2+13)+…+(13+2)+(14+1)
となりますが,右にあるカッコの中身はすべて足すと15です.この15を14回足すと,(あ)+(あ)になります.
15×14=210 これは(あ)が2つ分の数字です.よって(あ)は210÷2=105です.従って15番目のグループの最初の数字は,105の次の106番目の数です.従って求める数字は 2×106=212
答えは 212
3 まいさんとあやかさんの会話を読んで,次の問いに答えなさい。
まい「先日家族で温泉に行ってきたの。」
あやか「まあ,いいわね。」
まい「とても気持ちが良かったわ。それに料金が安いの。ホテルの日帰り入浴だと大人1人2000円もするのに,その温泉は大人1人490円だったの。小学生は1人150円よ。両親と兄と私の4人で利用したんだけど,私も兄も小学生だから4人でもとても安く利用できたわ。」
あやか「それはとても良心的な価格ね!4人で( ア )円ということね。」
まい「ところが割引があって,大人2人につき,小学生1人が無料だったの。だから4人で( イ )円だったわ。」
あやか「へえ~,それはお得ね。私も今度家族で行ってみたいわ。うちは両親とおじいちゃん,おばあちゃん,そして私を含むきょうだい3人がみんな小学生だから料金は7人で( ウ )円ね。」
10点×3=30(点)
(1) ( ア )に入る数字を答えなさい。
こたえ
あやかさんはこの時点ではまだ割引のことを知りませんから,大人2人,小学生2人の料金を計算しています。
まいさんの家族は大人2人と小学生2人ですから
大人2人分が 490×2=980(円)
小学生2人分が 150×2=300(円)
合計で 980+300=1280(円)
答えは 1280円
(2) ( イ )に入る数字を答えなさい。
こたえ
まいさんの両親が大人2人分となりますから,まいさんのきょうだいのうち1人だけが無料となります。従って大人2人分と小学生1人分です.
大人2人分が 490×2=980(円)
小学生1人分が 150×1=150(円)
合計で 980+150=1130(円)
答えは 1130円
(3) ( ウ )に入る数字を答えなさい。
こたえ
あやかさんの家族は大人が4人いますから,小学生2人分が無料になります。あやかさんの兄弟は小学生3人ですから,このうちの2人が無料,残り1人だけ料金がかかります.
大人4人分が 490×4=1960(円)
小学生1人分が 150×1=150(円)
合計で 1960+150=2110(円)
答えは 2110円
4
10点×2=20(点)
(1) 次の角度「あ」を求めなさい。
こたえ
これまで何度も登場しているタイプです。次の図で水色と緑色の角度の合計が赤色の角度になるという考え方を基本としてください。
ピンク色の三角形に注目すると,赤色の角度は32°+68°=90°です.
次にうすい水色の三角形に注目すると,「あ」と61°を足したものが赤色の角度になります.赤色の角度は90°でしたから
あ+61°=90°
従って「あ」は90-61=29°
答えは 29°
(2) 次の角度「い」を求めなさい。
こたえ
(1)と同じように考えてください。
ピンク色の三角形に注目すると,赤色の角度は43+65=108°です.
次に水色の三角形に注目すると,黄色の角度は30+80=110°です.
従ってうすい黄緑色の三角形の角度は図のようになります.三角形の3つの角の合計は180°ですから,「い」は180-(72+70)=38°
答えは 38°