1 次の計算をしなさい。
10点×4=40(点)
(1) 6.05 時間-$\dfrac23$ 時間は何時間何分ですか.
こたえ
6.05時間の6時間はとりあえずおいておき,0.05時間について考えましょう。1時間は60分です。0.01は分数で表すと $\dfrac1{100}$です.60分の $\dfrac1{100}$ は0.6分です。0.05は0.01の5倍ですから,0.6×5=3(分)。よって6.05時間は6時間3分です。
次に $\dfrac23$ 時間です。1時間,つまり60分を3つに分けると20分。そのうちの2つ分は40分です。
よって,6時間3分‐40分=5時間23分
答えは 5時間23分
(2) 1時間に9kmの速さ走る自転車が,15km走るのにかかる時間は何時間何分ですか。
こたえ
15÷9=$\dfrac{15}9=\dfrac53$ よって15kmは9kmの $\dfrac53$ 倍です。1時間の $\dfrac13$ は(1)でも見たように20分ですから,$\dfrac53$ はその5つ分,つまり20(分)×5=100(分)です。
答えは 1時間40分
(3) 百の位までの概数(がいすう)で1000になる整数は,何以上何未満ですか。
こたえ
百の位までの概数ですから十の位を四捨五入したのです。
答えは 950以上1050未満
(4) 体積が6リットルの直方体があります。たて0.25m,横150㎜のとき,高さは何cmですか。
こたえ
6リットルをcm$^3$ に直すと,6000cm3です。たては25cm,横は15cmですから,高さを□にすると
25×15×□=6000
375×□=6000
よって 6000÷375=16
答えは 16cm
2 2024年12月11日は水曜日です.次の水曜日は7日後の12月18日です。では20回後の水曜日は2025年の何月何日ですか。
10点
こたえ
20回後の水曜日は7×20=140日後です。
12月が残り 31-11=20日あります。
2025年はうるう年ではありません。(うるう年とは2月が29日まである年のことで、基本的には4の倍数の年がうるう年です。)従って
1月が31日間(ここまでで20+31=51日)
2月が28日間(ここまでで51+28=79日)
3月が31日間(ここまでで79+31=110日)
4月が30日間(ここまでで110+30=140日)
4月30日がちょうど140日後ですから,この日が20回後の水曜日です。
答えは 4月30日
3 まみさんは3時ちょうどに家を出て,1200mはなれた駅に向かって歩き出しました。まみさんが家を出たちょうどその時,まみさんのお母さんが駅のスーパーで買い物を終えて、自転車で家に向かって出発しました。次のグラフは2人の様子を表したものです。
次の問いに答えなさい。
10点×3=30(点)
(1) まみさんとお母さんの速さは、それぞれ毎分何mですか。
こたえ
グラフからまみさんは,1200mを24分で歩きましたから,
1200÷24=50
よって毎分50m
一方お母さんは1200mを12分間で進みましたから,
1200÷12=100
よって毎分100m
別の考え方として,お母さんがかかった時間の8分というのは,まみさんがかかった時間16分の半分ですから,はやさはまみさんの2倍です。従って 75×2=150(m)
答えは まみさん 毎分50m
お母さん 毎分100m
(2) まみさんとお母さんが出会うのは3時何分ですか。
こたえ
(1)で2人の速さ,つまり1分当たりの進む距離がわかりましたから,1分間で2人が進む距離の合計は,50+100=150mです。3時□分に出会ったとすると,□分で2人の進んだ距離の合計が1200mです。よって
150×□=1200
□=1200÷150=8
答えは 3時8分
(3) まみさんとお母さんが出会ったのは、家から何mのところですか。
こたえ
(2)で2人が3時何分に出会うかがわかりましたから,まみさんの速さから2人が出会った位置がわかります。
50×8=400
答えは 400m
4 1辺の長さが10cmの正方形である赤色のタイルと白色のタイルがたくさんあります。次の各問いに答えなさい。
10点×2=20(点)
(1) タイルを図のように左端を赤色にして、2つおきに赤色がくるように並べました。タイルを100枚使ったとき,赤色のタイルは何枚使いましたか。
こたえ
左端から3枚ずつ組みにして考えると,この3枚セットがくり返されているのがわかります。この3枚の中に赤色は1枚ですから,100枚の中にこのセットが何セットあるかというと 100÷3=33余り1 つまり,33セットと1枚が余ります。この余った1枚は,タイルの並べ方から赤色です。
答えは 34枚
(2) タイルを図のように横100枚,縦15枚並べたとき,赤色のタイルは何枚使いましたか。
こたえ
下の図の青色の線のように9枚を1セットと考えます。この1セットの中に赤色のタイルは3枚です。このセットが横100枚,たて15枚の中に何セット入り,余りがどうなるかを考えると,(1)より横には33セットと1枚分が余ります。一方たてには15÷3=5で,5セットちょうど入ります。
よってこの青色で囲まれた正方形のセットが横に33セット,たてに5セット入りますから33×5=165セット入ります。したがってこの中にある赤色のタイルは
3×165=495(枚)
一方,右端の余りは,図の黄色い線の中に赤色のタイルが1枚あり,それがたてに5セットありますから,右端の列に赤色のタイルは5枚あります。
よってさきほどの495枚と合わせて, 495+5=500
答えは 500枚