
1 次の計算をしなさい。
10点×4=40(点)
(1) ある小学校の5年生80人のうち,男子は45人でした。女子の割合を百分率で求めなさい。
こたえ
女子の人数は 80-45=35(人)
よって 35÷80=0.4375
答えは 43.75%
(2) かなさんがなわとびで2重とびの練習をしたところ,38回成功し,12回失敗しました。2重とびができた割合を百分率で求めなさい。
こたえ
なわ跳びをとんだ回数は全部で 38+12=50(回)
よって2重とびができた割合は 38÷50=0.76
答えは 76%
(3) オレンジの果じゅうを10mLと炭酸水(たんさんすい)をまぜて,果じゅうが10%含まれているジュースを作りました。炭酸水は何mLまぜましたか。
こたえ
ジュースの量を□mLとします。この10%がオレンジ果じゅうの量10mLですから,
□×0.1=10
が成り立ちます。よって □は 10÷0.1=100(mL)
よって炭酸水の量は 100-10=90(mL)
答えは 90mL
(4) 3mあたり480gのロープがあります。このロープの5.4mの重さは何kgですか。
こたえ
1mあたりの重さは 480÷3=160(g)
よって5.4m分の重さは 160×5.4=864(g)
答えは 0.864kg
2 次の表は,2つのおもちゃ屋さんAとBの売上高の割合と,合計の売上高をまとめたものです。
人形 | ぬいぐるみ | パズル | 全体 | |
おもちゃ屋A | 25% | 35% | 40% | 20万円 |
おもちゃ屋B | 30% | 40% | 30% | 30万円 |
パズルの売り上げは,おもちゃ屋Aとおもちゃ屋Bではどちらが何%多いですか。
10点
こたえ
パズルの売り上げは
おもちゃ屋A:20×0.4=8(万円)
おもちゃ屋B:30×0.3=9(万円)
よっておもちゃ屋Bの方が売り上げが多いので,8万円が基準量,9万円が比較量です。
9÷8=1.125
答えは おもちゃ屋Bが12.5%多い
3 周りの長さが32cmの四角形を考えます。ただし,4つの角はすべて90°とします。まず,縦の長さを1cmにして,1cmずつたての長さを増やしていきます。
次の各問いに答えなさい。
10点×3=30(点)
(1) たての長さが最も長くなるときは何cmですか。
こたえ
周りの長さが32cmということは,たてと横の合計はその半分の16cmです。問題文に「1cmずつ長さを増やす」とあることに注意すると,たての長さの最大は 16-1=15(cm)です。
答えは 15cm
(2) たての長さが1cmから5cmのときの表を完成させなさい。
たての長さ(cm) | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
面積(cm²) |
こたえ
たての長さが1cmのとき,横の長さは15ですから面積は 1×15=15(cm²)
たての長さが2cmのとき,横の長さは14ですから面積は 2×14=28(cm²)
たての長さが3cmのとき,横の長さは13ですから面積は 3×13=39(cm²)
たての長さが4cmのとき,横の長さは12ですから面積は 4×12=48(cm²)
たての長さが5cmのとき,横の長さは11ですから面積は 5×11=55(cm²)
よって次の表のようになります。
たての長さ(cm) | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
面積(cm²) | 15 | 28 | 39 | 48 | 55 |
(3) 四角形の面積が最大となるときのたての長さと,そのときの面積を求めなさい。
こたえ
(2)の続きを計算すると
たての長さが6cmのとき,横の長さは13ですから面積は 6×10=60(cm²)
たての長さが7cmのとき,横の長さは12ですから面積は 7×9=63(cm²)
たての長さが8cmのとき,横の長さは11ですから面積は 8×8=64(cm²)
たての長さが9cmのとき,横の長さは10ですから面積は 9×7=63(cm²)
たての長さが10cmのとき,横の長さは9ですから面積は 10×6=60(cm²)
$\vdots$
このあとは,たての横の長さが入れかわっていくだけですから,面積はだんだん小さくなっていきます。よって,たての長さが8cmのとき,面積は最大となります。このとき横の長さも8cmですから,けっきょく面積が最大となるのは四角形が正方形のときです。
答えは たての長さが8cmのとき,面積は64cm²
4 図のようなたて10cm,横20cm,高さ10cmのブロックがあります。このブロックを用いて,正方形の形をした花だんを作ろうとしています。

例えば,次の図のようにブロックを12個使うと,花だんはたて・横の長さが50cmになりますからの面積は50×50=2500(cm²)となります。

次の各問いに答えなさい。
10点×2=20(点)
(1) ブロックを20個使うと,花だんの面積は何cm²になりますか。
こたえ

ブロックを20個使うということは,おおざっぱにみると1つの辺に20÷4=5で5個使います。ただし,問題文にある12個の例でもわかるように,4つの角(かど)のおき方に注意しなければなりません。
図のように花だんは1辺が90cmの正方形になりますから,面積は 90×90=8100(cm²)
答えは 8100cm²
(2) 使用するブロックを50個以内にして,最も大きな花だんを作るとき,花だんの面積は何m²になりますか。
こたえ
(1)と同じように,まずはおおざっぱに考えます。正方形は4つの辺の長さが等しいので,4の倍数の中で,50に最も近いものを探します。
4×10=40,4×11=44,4×12=48,4×13=52
よって1辺に使うブロックの最大は13個です。3個や5個の場合を参考にすると,花だんの1辺の長さはまず12個分の 20×12=240(cm)
これにブロックの半分の長さの10cmを加えて 240-10=230(cm)
よって花だんの1辺の長さは250cmになります。求める単位がm²なので,ここで単位をmにしておくと,230cm=2.3mです。
従って花だんの面積は 2.3×2.3=5.29(m²)
答えは 5.29m²
ほかの考え方
230cm×230cm=52900(cm²)
1m²は1辺の長さが1m,つまり100cmの正方形の面積と同じですから
1m²=100cm×100cm=10000cm²
よって花だんの面積は 5.29m²
