次の問いに答えなさい。

10点×4=40(点)

(1) 75.2, 72.0, 73.4, 80.1, 77.3の平均値を求めなさい。

 5つの数の中で最も小さい72.0を基準値にすると,基準からどれだけ大きいかは順に

  3.2 0 1.4 8.1 5.3

となります。この5つの数の平均値は

  (3.2+0+1.4+8.1+5.3)÷5=18÷5=3.6

 よって,元の5つの数の平均値は 72+36=75.6

 答えは 75.6

(2) 600円で仕入れた商品に1割の利益をみこんで定価をつけましたが,売れないので1割引きにすると売れました。何円のもうけ,または損失ですか。

 定価は 600×(1+0.1)=660(円)

 売り値は 660×(1-0.1)=594(円)

 よって 6円だけ損をしています。

 答えは 6円の損失

(3) 1500mの道のりを12分以上15分以内に到着するには,毎分何m以上,何m以下で進まなければなりませんか。

 12分で到着するとき 1500÷12=125 よって毎分125mの速さ

 15分で到着するとき 1500÷15=100 よって毎分100mの速さ

 答えは 毎分100m以上,125m以下で進む

(4) 54321×3.14-1.14×54321

 54321でくくって

  54321×(3.14-1.14)=54321×2=108642

 答えは 108642

 ある町の人口は千の位までの概数(がいすう)で6万人です。この町の人口は何人以上,何人以下ですか。

10点

 千の位までの概数ということは,百の位を四捨五入したということです。

 答えは 59500人以上,60499人以下

 のりかさんは3時ちょうどに家を出て,1200m離れた駅に向かいました。ちょうどそのとき駅で買い物を終えたお母さんも,3時ちょうど自転車に乗って家に向かいました。次のグラフはそのときの様子を,横軸(じく)に時間を,たて軸に道のりをとって表しています。次の各問いに答えなさい。

10点×3=30(点)

(1) のりかさんの速さは毎分何mですか。

 グラフから,のりかさんは1200mの道のりを15分で進みましたから

  1200÷15=80

 答えは 毎分80m

(2) お母さんの速さは毎分何mですか。

  グラフから,お母さんは1200mの道のりを10分で進みましたから

  1200÷10=120

 答えは 毎分120m

(3) のりかさんとお母さんが出会うのは3時何分ですか。

 (1),(2)からのりかさんの速さは毎分80m,お母さんの速さは毎分120mですから,1分間にのりかさんとお母さんが進む合計の距離は80+120=200mです。2人が進む距離の合計が道のりの1200mとなるのにかかる時間は

 1200÷200=6(分)

 答えは 3時6分

 図の円の半径は3cmです。次の各問いに答えなさい。ただし,円周率は3.14とします。

10点×2=20(点)

(1) 図のように正三角形ABCがぴったりと入っています。赤色の線の長さを求めなさい。

 図のように 各頂点と円の中心を結ぶと,真ん中にできた角度はすべて120°です。すると,赤色の部分は円周の $\dfrac13$ であることがわかります。

 直径は 3×2=6(cm)

 演習の長さは 6×3.14

 よって赤色の曲線の長さは

  $6\times3.14\times\dfrac13=6\times\dfrac13\times3.14=2\times3.14=6.28$

 答えは 6.28cm

(2) 図のように正方形ABCDがぴったりと入っています。赤色の線の長さを求めなさい。

 正方形の対角線を引くと,図のように円周の赤色の部分の真ん中は270°です。これは1周360°に対して $\dfrac34$ です。よって赤色の円周の部分は

 $3\times2\times3.14\times\dfrac34=14.13$(cm)

 従って求める長さは 14.13+3+3=20.13

 答えは 20.13cm