次の計算をしなさい。

10点×4=40(点)

(1) $1.2-\dfrac12$

こたえ

 $\dfrac12$ は0.5ですから

\[12.-0.5=\underline{\boldsymbol{0.7}}\]

(2) $258.3\div21$

こたえ

 こたえは 12.3

(3) $0.2\times45\div15$

こたえ

考え方その1

 頭から計算する,つまり$(0.2\times45)\div15$ を計算します。

\[0.2\times45=9,\ \ 9\div15=\underline{\boldsymbol{0.6}}\]

考え方その2

 わり算が1つしかありませんので,わり算から先に計算することができます。つまり $0.2\times(45\div15)$ を計算します。

\[45\div15=3,\ \ 0.2\times3=\underline{\boldsymbol{0.6}}\]

 「その2」のやり方は,わり算が連続する計算では使えません。十分注意してください。

(4) 2.3L+421mL は何dLですか。

こたえ

 0.1Lが1dLですから,1Lは10dLです。よって,2.3Lは23dLです。

 次に,1Lは1000mLですから,10dLが1000mLです。すると1dLは100mL,0.1dLは10ml,0.01dLは1mLです。よって421mLは4.21dLです。

 以上により求める答えは

23+4.21=27.21(dL)

 $2\times2\times2\times2\times\cdots\times2$ という具合に2を20個書いてかけたいったとき,一の位の数は何ですか。

10点

こたえ

 2を少しずつかけていき,一の位の数だけを見ていましょう。

\[\begin{align*} &\underline{\boldsymbol{2}}\\[5pt] &2\times2=\underline{\boldsymbol{4}}\\[5pt] &2\times2\times2=\underline{\boldsymbol{8}}\\[5pt] &2\times2\times2\times2=1\underline{\boldsymbol{6}}\\[5pt] &2\times2\times2\times2\times2=3\underline{\boldsymbol{2}}\\[5pt] &2\times2\times2\times2\times2\times2=6\underline{\boldsymbol{4}}\\[5pt] &2\times2\times2\times2\times2\times2\times2=12\underline{\boldsymbol{8}}\\[5pt] &\ \ \ \ \ \vdots \end{align*}\]

 一の位の数のだけ書き出してみると

\[2,\ 4,\ 8,\ 6,\ 2,\ 4,\ 6,\ 8,\ \cdots\]

 となっています。これは「2,4,8,6」の4つの数のくり返しですね。20回かけと,この4つの数のセットが $20\div4=5$ でちょうど5セット出てきますから,答えは 6 です。

 あるクラスには26人の児童じどうがいます。このクラスで水泳を習っている児童は10人,絵画を習っている児童は9人,どちらでも習っていない児童は14人でした。

 次の問いに答えなさい。

10点×3=30(点)

(1) 水泳と書道の両方を習っている児童は何人ですか。

こたえ

 まずは緑色の中に何人いるか計算すると 26-14=12(人)

 次に水泳の10人と絵画の9人を足すと 10+9=19(人)

 緑色には12人しかいないのですから,はみ出した 19-12=7(人)が水泳と絵画の両方を習っています.答えは 7人

(2) 水泳を習っていて絵画を習っていない人は何人ですか。

こたえ

 (1)で水泳と絵画の両方を習っている人が7人とわかりましたから,10-7=3(人) 答えは 3人

(3) このクラスで書道を習っている人は21人でした。水泳、絵画、書道の3つとも習っている人は少なくとも何人いますか。

こたえ

 今度は線分部で考えます。3つとも習っている人が最も少なくなる場合を考えるのですから,水泳と絵画の両方の線と,書道の線ができるだけ重ならないようにすると,上の図のようになります。水泳と絵画の両方が7人,書道が21人ですから合計で 7+21=28(人)
 ところがクラスは26人ですから 28-26=2(人)
 答えは 2人

 1辺が10cmの立方体があります。この立方体をAとします。

 次の問いに答えなさい。

10点×2=20(点)


(1) 図のような直方体の体積は,立方体Aの体積の何倍ですか。

こたえ

 立方体の体積は 10×10×10=1000cm3 です。

考え方その1

 直方体の体積は

\[200\times120\times60=1440000{\rm cm}^3\]

 よって 1440000÷1000=1440
 答えは 1440倍

考え方その2

 この直方体に立方体Aが何個入るか考えます。
 横が2m、つまり200cmですから,200÷10=20。つまり,横には立方体Aを20個ならべることができます。
 たては1m20cm、つまり120cmですから,120÷10=12。つまりたてには立方体Aを12個ならべることができます。
 高さは60cmですから,60÷10=6。つまり高さには立方体Aを6個ならべることができます。
 よって,直方体には立方体Aが横に20個、たてに12個,高さに6個ならべることができますから,直方体全体に立方体Aが入る個数は

$20\times12\times6=1440$(個)

 答えは 1440倍

(2) 立方体Aの体積は,次の図のような直方体の体積の何倍ですか。小数で答えなさい。

こたえ

 (1)の考え方その2で考えてみます。
 この直方体には立方体Aが横に10個,たてに4個、高さに5個入りますから,直方体全体に入る立方体Aの個数は

$10\times4\times5=200$(個)

 よって,1÷200=0.005 答えは 0.005倍