次の問いに答えなさい。

10点×4=40(点)

(1) 次の4つの数について,不等号を用いて小さい方から順に並べなさい。

1.23,$\dfrac76$,$1\dfrac14$,1.5の8割

$\dfrac76=7\div6=1.16\cdots$

$\dfrac14=1\div4=0.25$ よって $1\dfrac14=1.25$

8割=0.8ですから 1.5×0.8=1.2

以上により小さい方から順に

$\dfrac76$ < (1.5の8割) < 1.23 < $1\dfrac14$

(2) 160×4.59-160×4.39

計算の工夫をしましょう。

 4.59-4.39=0.2 よって

 160×4.59-160×4.39=160×0.2=32

答えは 32

(3) ある商品を1分間に5個作れる機械Aと,1分間に3個作れる機械Bを同時に使って120個の商品を作るには,何分かかりますか。

機械Aと機械Bの2台で1分間に5+3=8(個)作れます。よって

 120÷8=15(分)

答えは 15分

(4) 1周520mの池の周りを,みかさんとみきさんがある地点から同時に,そして反対向きに歩き出しました。2人はともに1分間に50mの速さで歩くとき,再び出会うのは何分何秒後ですか。

みかさんとみきさんが1分間に進む距離の合計は 50+50=100(m)

よって2人が再び会うのは 520÷100=5.2(分後)

0.2分は 60(秒)×0.2=12(秒)

答えは 5分12秒

 さなさんとかなさんが持っているおはじきの個数は,十の位までの概数(がいすう)で,さなさんが140個,かなさんが60個です。さなさんとかなさんのおはじきの個数の差は何個以上,何個以下ですか。

10点

十の位までの概数ということは,一の位を四捨五入したということです。

 さなさんが持っているのは 135個以上144個以下

 かなさんが持っているのは 55個以上64個以下

よって

 差が最も少ないとき 135-64=71(個)

 差が最も多いとき  144-55=89(個)

答えは 71個以上89個以下

 みくさんは体育の時間に,図のような長方形に半円が2つくっついたトラックを毎秒4mで走りました。
 次の各問いに答えなさい。ただし,円周率は3.14とします。

10点×3=30(点)

(1) このトラックの周の長さは何mですか。

曲線部分は2つ合わせると円になりますから

 20×3.14=62.8(m)

直線部分は 30×2=60(m)

よってトラック1周の長さは 62.8+60=122.8(m)

答えは 122.8m

(2) みくさんが1周するのに何秒かかりましたか。ただし,みくさんはトラックのちょうど周上を走り,大回りはしなかったものとします。

1周122.8mのトラックを毎秒4mで進みましたから

 122.8÷4=30.7(秒)

答えは 30.7秒

(3) みくさんが走り始めて3分が経過したとき,トラックの何周目を走っていますか。

3分は60×3=180(秒)です。この間にみくさんが走ったのは 4×180=720(m)です。トラック1周は(1)より122.8mですから

 720÷122.8=5.8…

よって3分後は約5.8周走っています。これは5週目を終えて,6周目に入って0.8周分走ったということですから,みくさんは6周目をもう少しで終えるところだということです。

答えは 6周目

 次の各問いに答えなさい。ただし,円周率は3.14とします。

10点×2=20(点)

(1) 図のような直方体について,4つの側面の面積の合計を求めなさい。

直方体は,向かい合う面が合同です。

 4×5=20(cm²) 3×5=15(cm²)

よって側面の面積の合計は

 20×2+15×2=40+30=70(cm²)

答えは 70cm²

(2) 図は底面の円の半径が2cm,高さ5cmの円柱です。この円柱の側面の面積を求めなさい。

側面の展開図を考えると,長方形になることがわかります。長方形のたての長さは5cmです。横の長さは底面の演習の長さと等しくなっています。

円周の長さは直径が4cmですから, 4×3.14=12.56(cm)

よって側面の面積は 5×12.56=62.8(cm²)

答えは 62.8cm²