次の問いに答えなさい。

10点×4=40(点)

(1) $A,\ B$ を1以上の整数とします。$A\div B$ をかけ算で表しなさい.

「÷B」を言葉で表すと「B等分する」です。例えば「÷2」は「2等分する」であり,「÷3」は「3等分する」となります。これをかけ算の表現にすると,それぞれ「$\dfrac12$ 倍する」「$\dfrac13$ 倍する」となります。

答えは $\underline{A\times\dfrac1B}$

(2) $A,\ B$ を1以上の整数とします。次の□に入る分数を答えなさい。

$\dfrac AB=A$ × □

例えば $\dfrac25$ は2÷5を表しています。$\dfrac{15}4$ は15÷4を表しています。よって $\dfrac AB$ はA÷Bを表していますから,(1)の結果から,□には $\dfrac 1B$ が入ります。

答えは $\underline{\dfrac1B}$

(3) 45個のお菓子を5人で等しく分けます。1人当たり何個もらえるかを,割り算ではなくかけ算を用いて計算しなさい。

45÷5ですから,(1)より $45\times\dfrac15=9$個 です。

答えは $\underline{45\times\dfrac15=9(\mbox{個})}$

(4) $\dfrac23\div\dfrac49\div2$ をすべてかけ算に書きかえて計算しなさい。

答えは $\underline{\dfrac34}$

 2リットルのジュースの $\dfrac23$ を,$\dfrac13$ リットルずつコップに分けると,何杯分になりますか。

10点

ジュースは $2\times\dfrac23=\dfrac43$リットルあります。

これを $\dfrac13$リットルずつ分けるので,

\[\dfrac43\div\dfrac13=\dfrac43\times\dfrac3=4\]

答えは 4杯分

 次の会話文を読んで、後の問いに答えなさい。

みさき:「昨日の算数で「並び方のきまり」を見つける問題が出たよね。」
ゆうか:「うん,数字や図形の並び方の規則を見つけるのって,やりがいがあるよね。」
みさき:「じゃあ,こんな問題はどう?最初の箱には2個,2番目の箱には5個,3番目の箱には8個,4番目の箱には11個のおはじきが入っています。このように,箱の番号が1つ増えるごとにおはじきの数も増えていきます。」
ゆうか:「ふむふむ。何か決まった増え方がありそうだね。」

10点×3=30(点)

(1) 7番目の箱にはおはじきが何個入っていますか。

5番目:11+3=14(個)
6番目:14+7=17(個)
7番目:17+3=20(個)

答えは 20個

(2) 50番目の箱にはおはじきが何個入っていますか。

今度は50番目まで数えるのは大変です。そこで規則を考えます。
1番目 2個
2番目 2+3=5個
3番目 2+3+3=8個
4番目 2+3+3+3=11個
 $\vdots$
となります。規則は「2に,3を(番号)-1個足す」です。50番目は3を50-1=49個足します。同じ数を足すときはかけ算が使えます。よって50番目のおはじきの個数は
 2+(50-1)×3=2+49×3=2+147=149(個)

答えは 149個

(3) □番目の箱にはおはじきが何個入っていますか。

(2)で規則がわかりました。2+(番号-1)×3です。番号のところに□が入ります。

答えは 2+(□ー1)×3(個)

 次の各問いに答えなさい。

次の各問いに答えなさい。

10点×2=20(点)

(1) 次の図は底面の半径が5cmで,高さが15cmの円柱です。子の円柱の側面に,緑色の画用紙を巻き,1cmののりしろでとめました。用いた緑色の画用紙の面積を求めなさい。

側面を展開したときにできる長方形の横の長さは,底面の円周と同じ長さになります。底面の円周の長さは,直径が5×2=10cmですから

 10×3.14=31.4(cm)

これにのりしろの1cmが加わるので,31.4+1=32.4(cm) これが横の長さです。よって長方形の面積は
 15×32.4=486(cm²)

答えは 486cm²

(2) たて15m,横25mの土地に,図のように4つの畑があります。畑の面積を求めなさい。

図のように道路を端に寄せて考えると,たての長さが15-2=13m,横の長さが15-5=20m
よって畑の面積は 13×20=260(m²)

答えは 260m²