~解き始める前に~

答案の提出方法,注意点はこちら をごらんください。

 次の問いに答えなさい。

10点×4=40(点)

(1) 問題を解くときの式が,$80\times\dfrac34$ となるものを1つ考えなさい。

(2) 問題を解くときの式が,$4\div\dfrac12$ となるものを1つ考えなさい。

(3) 1つのケーキの $\dfrac14$ が残っていたので,その $\dfrac13$ を食べました。食べたケーキは全体のどれだけですか。次の(あ),(い)に当てはまる数を答えなさい。

「$\dfrac14$ のケーキをさらに(あ)等分したうちの1つ分なので,全体では(い)等分したうちの1つ分となります。

(4) 6 mのリボンがあります。$\dfrac38$ mずつ切ると,何本できますか。

 次の式を完成させなさい。

(1) $\dfrac23\times\dfrac57=\dfrac23\div$(あ)×(い)

(2) $\dfrac23\div\dfrac57=\dfrac23\div$(う)×(え)

10点

 次の会話文を読んで、後の問いに答えなさい。

りお「先生、質問があります。この前の算数の授業で $\dfrac23\div\dfrac57$ の計算を,かけ算に直して 考えるって習いましたけど,なぜ割り算がかけ算になるのか,もう一度教えてください。」
先生「わかりました。割り算というのは『いくつ分あるか』を考える計算でしたね。」
りお「はい,そうです。」
先生「例えば6 ÷ 2は『6の中に2がいくつあるか?』と考えて,答えは3です。分数でも同じです。$\dfrac23$÷$\dfrac57$は『$\dfrac23$の中に $\dfrac57$ がいくつあるか?』を考えます。」
りお「難しいです。」
先生「そうですね。では少し違う問題を考えてもらいましょう。3の中に1は3つありますね。$\dfrac12$ の中に1は $\dfrac12$ 個あります。では $\dfrac58$ の中に,1はいくつありますか?」
りお「(あ)個分です。」
先生「その通り。つまり割る数を1にすると,割り算の答えは,割られる数と同じになります。『÷1』は何もしないことと同じです。そこで元の問題に戻ると,割る数 $\dfrac57$ を1にすればよいのです。$\dfrac57$ に何をかけたら1になりますか?」
りお「(い)です。」
先生「そうです。割る数に(い)をかけたら,割られる数にも(い)をかけないと,何個分あるかが変化してしまいます。ですから割られる数にも(い)をかけて,(う)となるのです。」
りお「わかりました!」

10点×3=30(点)

(1) (あ)に入る分数を答えなさい。

(2) (い)に入る分数を答えなさい。

(3) (う)には次の文が入ります。( )に入る分数のかけ算の式を書きなさい。

$\dfrac23\div\dfrac57$ の答えは(      )

 正9角形の中に,図のように三角形があります。

次の各問いに答えなさい。

10点×2=20(点)

(1) 三角形はどういう三角形ですか。

(2) 図の角「あ」の大きさを求めなさい。