次の問いに答えなさい。

10点×4=40(点)

(1) 24と30の最大公約数と最小公倍数を求めなさい。

最大公約数

24の約数:1,2,3,4,6,8,12,24
30の約数:1,2,3,5,6,10,15,30
よって最大公約数は 6

最小公倍数
30の倍数:30,60,90,120,…
24の倍数:24,48,72,96,120
よって最小公倍数は 120

答えは 最大公約数は6,最小公倍数は120

補足 最大公約数や最小公倍数をすばやく見つける方法は,かけ算の形に変形することです。

24=2×2×2×3
30=2×3×5
最大公約数は,共通の部分を取り出します。→2×3=6

最小公倍数は,多いほうに合わせます。
2は24が3個,30が1個→3個にします。
3は24が1個,30が1個→1個にします。
5は24が0個,30が1個→1個にします。
よって最小公倍数は (2×2×2)×3×5=120

(2) 果汁(かじゅう)が20%入っているりんごジュースがあります。ジュース全体に対するりんご果汁の割合を,最も簡単な分数で表しなさい。

20%は $\dfrac{20}{100}$ です。約分して $\dfrac15$

答えは $\dfrac15$

(3) 国産小麦が60%含まれているパンがあります。このパンに含まれる国産小麦の量が90gのとき,このパンの重さは何gですか。

パンの重さを□gとすると

□×0.6=90(g)
よって 90÷0.6=150

答えは 150g

(4) たて25cm,横150㎜,高さ0.4mの立方体の体積は何cm³ですか。

横 150㎜=15cm  高さ0.4m=40cm
よって 25×15×40=15000cm³

答えは 15000cm³

 次の表は,あかりさんのクラス30人に,みかん,りんご,バナナ,いちご,ぶどうの5つの中から好きなものを2つ選んで集計したものです。空欄(くうらん)にあてはまる数字を答えなさい。

みかんりんごバナナいちごぶどう
128715

10点

30人のクラスが好きなものを2つずつ答えているのですから,合計は30×2=60になります。

12+8+7+15=42
60-42=18

答えは 18

 たてが24cm,横が25cm,高さが36cmの水そうがあります。ゆうなさんは,1つの蛇口(じゃぐち)を使って水槽に水を入れ始めましたが,時間がかかるので,80秒後にもう1つの蛇口も使って水を入れました。次のグラフはその時の様子です。

次の各問いに答えなさい。

10点×3=30(点)

(1) 最初の蛇口で毎分何Lの水を入れましたか。

まず,80秒間で入った水の量を計算しましょう。

24×25×12=7200(cm³) これは7.2Lです。80秒間で7.2L入ったので,10秒間では7.2÷8=0.9(L)
よって1分当たりの量は 0.9×6=5.4(L)

答えは 5.4L

(2) 2つの蛇口で毎分何L入れましたか。

グラフから,2つの蛇口を使い始めてから満水になるまで高さが12cmから36cmへと24cm増加しています。これは蛇口1個だけを使って入れた12cmの2倍です。これを120秒,つまり2分で入れたのですから,1分間では高さ12cm分,つまり7.2Lです。

答えは 7.2L

(3) 最初から2つの蛇口で入れていれば,何分何秒で満水になりましたか。

2つの蛇口を同時に使うと,1分間で高さが12cm増加しますから,満水の36cmになるには3分かかります。

答えは 3分0秒

 次の図において,六角形ABCDEFは正六角形です。

次の各問いに答えなさい。

10点×2=20(点)

(1) 「角あ」の大きさをを求めなさい。

正六角形の中には三角形が4個入りますから 180×4=720°
正六角形の6つの角はすべて大きさが同じなので,720÷6=120°

答えは 120°

(2) 「角い」の大きさを求めなさい。

三角形AEFが二等辺三角形ですから,2つの底角は (180-120)÷2=30°となります。すると,図の「角う」が120°-30°=90°であることがわかります。すると「角え」も90°ですから,5年生の時によく登場した

い+え=あ

の関係から, い+90°=120° い=120-90=30°

答えは 30°