
1 次の会話文と資料を読み,あとの問いに答えなさい。
10点×5=50(点)
あかり,みゆき,さくら,はなの4人が理科学習で,自分たちの住む町の雪の増減パターンを調べています。
あかり「この表は,私たちの住む町のの5年間(2020年~2024年)の冬期(12-2月)データだよ。降雪量合計,海水温平均,平均気温,晴天日数,大雪日数(1日20cm以上)などのデータがあるわ。最も雪が多かった年はいつかしら?」
みゆき「2021年の422cmが最多ね。」
さくら「気温についても見てみようよ。2022年は-4.5℃だけど,寒い年は雪多めなのかしら?大雪日数とも関係しているのかな?」
はな「いろいろと比較して発表しよう。」
| 年 | 降雪量合計 | 平均海水温 | 平均気温 | 晴天日数 | 大雪日数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年 | 320 | 5.5 | -2.0 | 12 | 3 |
| 2021年 | 422 | 4.8 | -3.8 | 9 | 7 |
| 2022年 | 385 | 4.5 | -4.5 | 8 | 6 |
| 2023年 | 340 | 5.2 | -2.8 | 11 | 4 |
| 2024年 | 310 | 4.2 | -1.5 | 13 | 2 |
(単位:降雪量はcm,海水温・気温は℃,晴天・大雪日数は日)
(1) 降雪量合計について,5年間の平均を求めなさい。ただし,小数第1位を四捨五入して,整数で答えなさい。
こたえ
300を基準にしましょう。すると2020年から順に
20 122 85 40 10
となります。この5つの数の平均は
(20+122+85+40+10)÷5=277÷5=55.4
よって求める平均値は 300+55.4=355.4 → 355
答えは 355億円
(2) 平均海水温について,5年間の平均を求めなさい。
こたえ
全部10倍すると
55 48 45 52 42
40を基準にすると,この5つの数は順に
15 8 5 2 12 42
となります。この5つの数の平均値は
(15+8+5+12+2)÷5=42÷5=8.4
よって10倍した値の平均値は 40+8.4=48.4
元の10分の1に戻して 4.84
答えは 4.84
(3) 降雪量合計について,前の年と比べて減少している割合が最も大きい年は何年ですか。その減少率を%で書きなさい。ただし,小数第1位を四捨五入して,整数で答えなさい。
こたえ
前の年と比べて減少しているのは2022年から2025年の3年間です。
| 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | |
| 降雪量合計 | 422 | 385 | 340 | 310 |
| 減少量 | 37 | 45 | 30 |
2022年 385の10%は38.5→減少量は10%以下
2023年 340の10%は34→減少量は10%以上
2024年 310の10%は31→減少量は10%以下
答えは 2023年
(4) 晴天日数が多いほど,降雪量合計が少ないといえますか。理由とともに答えなさい。
こたえ
晴天日数を多い方から①,②,…と書き,降雪量合計を少ない方から①,②,…と書くと,次のようになります。
| 年 | 降雪量合計 | 晴天日数 |
|---|---|---|
| 2020年 | ④320 | ④12 |
| 2021年 | ①422 | ②9 |
| 2022年 | ②385 | ①8 |
| 2023年 | ③340 | ③11 |
| 2024年 | ⑤310 | ⑤13 |
2021年と2022年が一致していません。従って晴天日数が多いほど,降雪量合計が少ないとは言えません。
(5) 平均海水温について,前の年と比べて減少している割合が最も大きいのは何年ですか。
こたえ
割合を考えるだけですから,10倍した値を考えるべきです。
全部10倍すると
55 48 45 52 42
2021年 7減少→10%以上
2022年 3減少→10%以下
2024年 10減少→20%近く減少
答えは 2024年
2 次の会話文と資料を読み,あとの問いに答えなさい。
10点×5=50(点)
すみれ,かなで,れいか,つばさ,ひよりの5人が,社会科学習で,自分たちの住む町の「除雪予算構造」を調べています。
すみれ「この表を見て。除雪予算5年分よ。総予算額と,人件費・堆積場(たいせきじょう)費・機械費・資材費の各割合(%)だよ。雪の多い年は人件費の割合が上がるのかな?」
かなで「2021年度総予算185億円で最多ね。人件費51%だから,確かに割合は最も大きいわ。」
れいか「でも,2022年から2024年まで,総予算は違うけど,人件費の割合は同じだわ。」
つばさ「総予算が毎年異なるから,実際の金額を比較するには注意が必要ね。」
ひより「予算構造の変化を発表で説明しよう!」
| 年 | 総予算(億円) | 人件費(%) | 堆積場費(%) | 機械費(%) | 資材費(%) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年 | 150 | 43 | 17 | 23 | 17 |
| 2021年 | 185 | 51 | 21 | 17 | 11 |
| 2022年 | 170 | 44 | 25 | 18 | 13 |
| 2023年 | 160 | 44 | 22 | 21 | 13 |
| 2024年 | 155 | 44 | 19 | 22 | 15 |
(1) 人件費が最も少なかったのは何年ですか。また予算は何億円ですか。
こたえ
総予算が最も少ないのは2020年です。また割合が最も小さいのも2020年です。
従って、人件費が最も少ないのは、計算するまでもなく2020年です。
2020年 150×0.43=64.5
答えは 64.5億円
(2) 「人件費+堆積場費」の合計の費用が最も少ないのは何年ですか。
こたえ
| 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | |
| 総予算(億円) | 150 | 185 | 170 | 160 | 155 |
| 人件費+堆積場費(%) | 60 | 72 | 69 | 66 | 63 |
表から2020年が総予算、割合とも最も小さいので、合計費用も最も少ないことがわかります。
答えは 2020年
(3) 機械費が最も多かったのは何年ですか。また予算は何億円ですか。
こたえ
| 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | |
| 総予算(億円) | 150 | 185 | 170 | 160 | 155 |
| 機械費(%) | 23 | 17 | 18 | 21 | 22 |
2020年:150の20%は30,3%は4.5→30+4.5=34.5
2021年:185の20%は37,3%は5程度→37-5は34.5より明らかに小さい
2022年:170の20%は34,2%は3.4よって18%は34-3.4=30.6(億円)
2023年:160の20%は32→この時点で最大ではない。
2024年:155の20%は31→この時点で最大ではない。
答えは 2020年の34.5億円
(4) 人件費について,前の年と比べて最も大きく減少したのは何年ですか。
こたえ
減少したのは2022年,2023年,2024年の3年です。
| 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | |
| 総予算(億円) | 185 | 170 | 160 | 155 |
| 人件費(%) | 51 | 44 | 44 | 44 |
| 人件費(億円・概数) | 約93 | 約75 | 約70 | 約66 |
2022年:約18億円減少
2023年,2024年:5億円程度の減少
答えは 2022年
(5) 資材費について,最も多かった年は,最も少なかった年の何倍ですか。小数第2位を四捨五入して,小数第1位まで求めなさい。
こたえ
| 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | |
| 総予算(億円) | 150 | 185 | 170 | 160 | 155 |
| 資材費(%) | 17 | 11 | 13 | 13 | 13 |
| 資材費(億円・概数) | 約25 | 約20 | 約22 | 約21 | 約20 |
最も多かったのは2020年で,150×0.17=25.5(億円)
最も少なかったのは2021年と2024年で計算します。
2021年 185×0.11=20.35
2024年 155×0.13=20.15
よって最も少ないのは2024年です。
25.5÷20.15=2550÷2015=1.26…
答えは 1.3倍

