次の問いに答えなさい。

10点×4=40(点)

(1) $5\dfrac37\times 7$

5を $5+\dfrac37$ と表して,分配のきまりを使いましょう。

\[\begin{align*} 5\dfrac37\times 7&=\left(5+\dfrac37\right)\times7\\[5pt] &=5\times7+\dfrac37\times7\\[5pt] &=35+\dfrac{3\times7}7\\[5pt] &=35+3\\[5pt] &=38 \end{align*}\]

答えは 38

(2) $\left(\dfrac{4}7-\dfrac2{21}\right)\times21$

カッコ内の分数の引き算を先にやるのではなく,分配のきまりを使って計算しましょう。このとき,約分を行いながら計算を進めるのがポイントです。

\[\begin{align*} \left(\dfrac{4}7-\dfrac2{21}\right)\times21&=\dfrac47\times21-\dfrac2{21}\times21\\[5pt] &=\dfrac{4\times21}7-\dfrac{2\times21}{21}\\[5pt] &=4\times3-2\\[5pt] &=12-2\\[5pt] &=10 \end{align*}\]

答えは 10

(3) $\left(\dfrac5{24}-\dfrac7{36}\right)\times12$

(2)と同じようにして,分配のきまりを使って計算しましょう。そして,約分をやりながら計算を進めることも(2)と同じです。

\[\begin{align*} \left(\dfrac5{24}-\dfrac7{36}\right)\times12&=\dfrac5{24}\times12-\dfrac7{36}\times12\\[5pt] &=\dfrac{5\times12}{24}-\dfrac{7\times12}{36}\\[5pt] &=\dfrac52-\dfrac73\\[5pt] &=\dfrac{15}6-\dfrac{14}6\\[5pt] &=\dfrac16 \end{align*}\]

答えは $\underline{\dfrac16}$

(4) つるが $x$ 羽,かめが $y$ ひきいます。足の本数の合計を,$x$ と $y$ を使って表しなさい。

つるの足は2本ですからつるの足の合計は $2\times x$ (本)
かめの足は4本ですからかめの足の合計は $4\times y$ (本)
よって足の本数の合計は $2\times x+4\times y$ (本)

答えは $(2\times x+4\times y)$ 本

 例えば $\dfrac13$ の半分は $\dfrac16$ ですから

\[\dfrac13\div 2=\dfrac16\]

となります。

これは

と表せることを意味します。□に入る数を答えなさい。さらに

\[\dfrac6{23}\div 3\]

を計算しなさい。

10点

分数を整数で割ることを考えます。円はケーキをイメージしましょう。ケーキ全体の $\dfrac 13$ を半分にすると,図からわかるように全体の $\dfrac16$ が2個できます。つまり $\dfrac13\div2=\dfrac16$ です。

 このように分数を整数で割るときは

\[\dfrac ab\div c=\dfrac a{b\times c}\]

となります。よって

\[\dfrac6{23}\div 3=\dfrac6{23\times 3}=\dfrac2{23}\]

答えは □=2,$\dfrac6{23}\div 3=\dfrac2{23}$

 かなさんは,食塩水について調べました。すると食塩水の濃さは,濃度と呼ばれる次の式で計算されることがわかりました。

濃度(%)$=\dfrac{\mbox{食塩の量}}{\mbox{食塩の量}+\mbox{水の量}}\times100$

この式の中にある分数の分母「(食塩の量」+(水の量)」というのは,要するにこの食塩水全体の量のことを指します。例えば,食塩10gを水90gに混ぜると

濃度(%)$=\dfrac{10}{10+90}\times100=\dfrac{10}{100}\times100=10(\%)$

つまりその食塩水の濃度は10%であるということがわかります。

よって例えば,10%の食塩水が500gあるとき,この食塩水に含まれる食塩の量は 500×0.1=50(g) であることがわかります。

次の各問いに答えなさい。

10点×3=30(点)

(1) 4%の食塩水100gを作るには,食塩と水をそれぞれ何gずつ必要ですか。

上に書いてある食塩水の濃度(%)の決め方の式をよく見て、当てはめてみましょう。4%の食塩水100gというのは食塩と水の合計が100gであるということです。

食塩の量は 100×0.04=4(g)
よって水の量は 100-4=96(g)

答えは 食塩4g,水96g

(2) 4%の食塩水100gと,10%の食塩水200gを混ぜると,何%の食塩水ができますか。

4%の食塩水100gに含まれる食塩の量は(1)で計算済みです。10%の食塩水200gに含まれる食塩の量を計算しましょう。

 200×0.1=20(g)

この2つの食塩水を混ぜると合計100+200=300gの食塩水ができます。この食塩水に含まれる食塩の量は

 4+20=24(g)

よってこの食塩水の濃度は,上に書いてある食塩水の濃度(%)の決め方の式に当てはめて

\[\dfrac{24}{300}\times100=8(\%)\]

答えは 8%

(3) 8%の食塩水200gを,ビーカーに入れて加熱し,水を蒸発させたところ、食塩水は160gになりました。この食塩水の濃度は何%ですか。

まず8%の食塩水200gに含まれる食塩の量を計算します。

 200×0.08=16(g)

食塩は加熱してもビーカーからなくなりません。200gから160gへと40g減少していますが,この40gはすべて水です。つまり,加熱する前と後では,ビーカーに入っている食塩の量に変化はありません。よって,この160gの食塩水の中の食塩の量が16gですから,濃度の計算式に当てはめて

\[\dfrac{16}{160}\times 100=10(\%)\]

答えは 10%

 次の各問いに答えなさい。

10点×2=20(点)

(1) 次の図は半円を3つ使ってできています。緑色の図形の周の長さを,$a$ と $b$ を使って表しなさい。

直径が $a$ cm の円の部分は $a\times3.14\div2=a\times1.57$

直径が $b$ cm の円の部分は $b\times3.14\div2=b\times1.57$

直径が $(a+b)$ cm の円の部分は $(a+b)\times3.14\div2=(a+b)\times1.57$

よってこの緑色の図形の周の長さは

$a\times1.57+b\times1.57+(a+b)\times1.57$

(2) 次のような立体を円錐(えんすい)といいます。この円錐の展開図は下の図のように,円とおうぎ形になります。底面の円の半径が10cmのとき,赤色の曲線の長さは何cmですか。

円の一部を弧(こ)といいます。赤色の曲線は点Aを中心とする円の弧です。この弧の長さは底面の円周の長さと同じです。底面の円は半径が10cmの円ですから直径は20cm。よって

 20×3.14=62.8(cm)

答えは 62.8cm