高校数学[総目次]
数学A 第2章 確率
スライド | ノート | |
1. 事象と確率 | ||
2. 確率の基本性質 | ||
3. 独立な試行の確率 | ||
4. 反復試行の確率 | ||
5. 条件付き確率 |

4. 反復試行の確率
4.1 反復試行の確率
例 さいころを5回投げて,2以下の目が出たら〇,3以上の目が出たら×を書き並べる.〇が2回となる確率は?
○となる確率:26=13
×となる確率:1−13=23
○を2個,✕を3個の計5個を書き並べる.
○✕✕○✕ → 13⋅23⋅23⋅13⋅23=(13)2(23)3
✕○○✕✕ → 23⋅13⋅13⋅23⋅23=(13)2(23)3
✕✕○✕○ → 23⋅23⋅13⋅23⋅13=(13)2(23)3
ポイント どの場合も同じ確率!
結局 (13)2(23)3 という確率が,○2個と✕3個の順列の数,即ち
5C2
だけあるから,求める確率は
5C2(13)2(23)3=10×2335=80243_
一般に次が成り立つ:
反復試行の確率 ある試行で事象 A の起こる確率を p とする.この試行を n 回繰り返すとき,A が r 回起こる確率は, nCr pr(1−p)n−r

このページで疑問は解決されましたか?
こちら から数学に関するご質問・ご要望をお寄せください。
高校数学[総目次]
数学A 第2章 確率
スライド | ノート | |
1. 事象と確率 | ||
2. 確率の基本性質 | ||
3. 独立な試行の確率 | ||
4. 反復試行の確率 | ||
5. 条件付き確率 |