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高校数学[総目次]

数学B 第1章 ベクトル

  スライド ノート 問題
1. ベクトルと有向線分      
2. ベクトルの演算      
3. ベクトルの成分      
4. ベクトルの内積      
5. 位置ベクトル      
6. ベクトル方程式      
7. 平面ベクトルの応用      
8. 空間ベクトル      
9. 空間ベクトルの成分      
10. 空間ベクトルの内積      
11. 空間の位置ベクトル      
12. 空間ベクトルの応用      
13. 空間のベクトル方程式      

12. 空間ベクトルの応用

12.1 一直線上の3点

3点A,B,Cが一直線上
AC=kAB となる実数 k が存在

12.2 平面上の点

 空間内の一直線上にない3点A,B,Cが与えられると,それら3点を含む平面が存在し,かつそのような平面はただ1つである.この平面を平面ABCという.

 平面上の点Pについては次が重要:

点Pが平面ABC上
AP=sAB+tAC となる実数 s, t が存在

 A((a)B(b)C((c)P((p) とすると,上の式は

(p(a=s(b(a)+t((c(a)

(p=(1st)(a+sb+t(c

 ここで,1st=r とおくと,

(p=r(a+sb+t(c   (r+s+t=1)

 (p がこのように表されるとき,この表し方はただ1通りであり,次が成立:

 A((a),B(b),C((c),P((p) について,(p=r(a+sb+t(c と表されるとき,

点Pが平面ABC上 r+s+t=1

例題 図のような直方体において,DEの延長上に DE=EF となる点Fをとる.直線OFと平面ABCの交点をPとするとき,OPOAOBOC で表せ.

(OF=(OB+(BD+(DF=(OB+(OC+2(OA

 従って,

(OP=k(OF=k((OB+(OC+2(OA)=2k(OA+k(OB+k(OC

 点Pは平面ABC上にあるから,

2k+k+k=1  k=14

 よって,

(OP=12(OA+14(OB+14(OC_

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数学B 第1章 ベクトル

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1. ベクトルと有向線分      
2. ベクトルの演算      
3. ベクトルの成分      
4. ベクトルの内積      
5. 位置ベクトル      
6. ベクトル方程式      
7. 平面ベクトルの応用      
8. 空間ベクトル      
9. 空間ベクトルの成分      
10. 空間ベクトルの内積      
11. 空間の位置ベクトル      
12. 空間ベクトルの応用      
13. 空間のベクトル方程式