各項が分数になっている数列の和は,一般に求めづらいのですが,部分分数分解と呼ばれる変形を行うことができる場合は,いとも簡単にその和が計算できてしまいます.
 部分分数分解で上手く計算できる理由は,数列の一般項が別の数列の差の形(階差数列)で表されているからです.一般項が分数の形をしていない数列においても,差の形に変形できる数列は,その和が部分分数分解同様素早く計算できます.

高校数学(総目次)

数学B 第2章 数列

  スライド ノート 問題
1. 等差数列      
2. 等比数列      
3. Σ(シグマ)と和の公式      
4. 階差数列      
5. 数列の和と一般項      
6. 差をとってできる数列の応用      
7. (等差)×(等比)の和      
8. 群数列      
9. 隣接2項間漸化式(その1)      
10. 隣接2項間漸化式(その2)      
11. 隣接3項間漸化式      

6.1 部分分数分解 スライド①
6.2 an=bnbn1型の和 スライド②